JAC青年部個人山行報告11-9D
1. 目 的:沢に親しむ。会員相互の親睦を計る
2. 日 時:2011-9/17(土)-18(日)
3. 場所・形態:奥多摩、川乗谷・逆川とシダクラ沢。
4. 参加者:野沢誠司L、小泉るり、田沼久美子、廣岡正敏、17日夜から野沢岳大。
5. 行程:9/17(土)09:07奥多摩駅集合。氷川キャンプ場の野沢車に宿泊道具を残置して、
9:35発東日原行乗車~9:55川乗橋下車~林道~逆川下降点10:40(入渓)~F1高巻11:00~
大ダワ沢13:00~ウスバ林道14:20~鳩ノ巣駅15:50。16:18発~奥多摩駅16:23着。玉翠荘にて入浴、買出し。氷川キャンプ場で焚火キャンプ。夜岳大合流。
9/18(日)6:00起床、朝食、撤収、野沢車に宿泊道具を残置して、7:50峰谷行きに乗車~
8:00惣岳にて下車。~奥多摩昔道~シダクラ橋~シダクラ沢8:20(入渓)~二股10:00~
大ブナ尾根11:50(昼食)~奥多摩湖14:20。14:53発~奥多摩駅15:11着。玉翠荘にて入浴。
野沢車にて帰京。新宿駅西口17:30着。解散。
概要:穂高合宿前半が台風の接近で悪天候が予想されたため中止となり、関東はまだ降りそうもないので沢登りを急遽企画した。水根沢は今シーズン5回も行ったし皆1-2回は行っているので別の簡単な沢を物色した。また、夜は河原でキャンプしたかったが前週の大雨の状況を見ていたので、滅多な所では危険と判断してうるさいだろうが氷川キャンプ場でテント泊とした。連休なので混むのを見越して野沢車で早朝にキャンプ場に入り先にテントを張って余分な荷物を車に残して出発した。計画を一部変更したのは下山にバスを使わず鳩ノ巣に降りて電車で帰る事にした。結果的に正解だったと思う。
17日朝は小雨が降ったりしてどうなるかと思ったが、天気はもってくれた。川乗谷は
1983年以来28年ぶりなので何も覚えておらず、初見の谷と思って取り付いた。F1はずぶ濡れになれば登れそうだったが日よって巻くことにした。道はシッカリ付いていたが結構
嫌らしかった。その後は問題になる所も無く、水根沢は大雨で掘れたがこの沢は埋まった
所が多かったようで、押し出しや流木のでかいのが多かった。釜の大きいF4では流木を立て懸けて嫌らしい高巻を回避して「こう言う登り方もあるのか」と言う所を見せた。
小泉さんは大変安定していて技術的には問題なく成長している。廣岡君も元々手足が長く
バランスが良いので不安な所は無い。田沼さんは今年から始めたようなものだが急成長著しく、物おじしない性格でドンドン登って来るのが良い。
沢自体は困難な所は無いので、ドンドン躍進したが、途中で現場確認を怠らないように指導しながら登った。ウスバ林道手前の垂直の10m滝は覚えていたが、シャワークライムでずぶ濡れになり閉口した。なお、他にパーティーを見たのはここだけだった。
| 10mの垂直の滝 |
奥多摩に帰って入浴・買出しがあるので、少し急いで鳩ノ巣駅に向かったが天気は良くなって日も差して青空が出た。「ビール!ビール!」を合言葉に先を急いだが呑むのは奥多摩の河原に行ってからと言う事にして、電車で奥多摩に戻り玉翠荘で入浴。角のスーパーで
買出しして氷川キャンプ場へ降りて行った。案の定大混雑で遅く来た客は断っているようだ。台風の大雨で河原の高台が半分削り取られテント場自体が狭くなっているので大変である。早く来て場所取りしておいて良かったと思った。飯炊きは廣岡君の仕事だがガンタにならないように気を使っていたのがほほえましい。フライパンを持って来たのでビールで焼肉が始まる頃にはだんだん暗くなり、岳大が合流してから焚火を始めた。混んでいてもうるさくても沢登りでは焚火が御馳走である。変なガイジンが乱入したりしたが、
いろいろな山の話をしているうちに22時になったので寝る事にする。周囲は2時頃まで
うるさかった。
18日は良い天気で、穂高でも晴れているのではないかと思ったが詮無いことと諦めて
ラーメンを作って撤収する。周囲のテントは静まり返って真面目な山ヤは我々だけのようである。少しのんびりし過ぎて7:11のバスに乗り遅れ7:50の峰谷行きに乗る。惣岳で降りたのは我々だけで誰もいない昔道をお散歩気分で歩く。多摩川を青い吊り橋で渡り道なりに行くと火薬庫が多数あって驚く。入渓点は堰堤上ですぐ分かる。大雨の影響で押し出しと倒木が多く沢は荒れた感じだ。
難しい滝も無く読図の練習をしながら小泉・廣岡を交互に先頭にしながら順調に遡行する。二股から傾斜が強くなり水流のある右俣に入って登るが突然水流は湧水となって無くなってしまった。右(南西)に入ったので大ブナ尾根のルートに出るように指導し、支稜の見え方によるルートの取り方や獣道の見つけ方等の話をしながら右上して惣岳山を巻き込むように登って行く。下草が少ないので藪漕ぎは無いのだが
| シダクラ沢 |
難しい滝も無く読図の練習をしながら小泉・廣岡を交互に先頭にしながら順調に遡行する。二股から傾斜が強くなり水流のある右俣に入って登るが突然水流は湧水となって無くなってしまった。右(南西)に入ったので大ブナ尾根のルートに出るように指導し、支稜の見え方によるルートの取り方や獣道の見つけ方等の話をしながら右上して惣岳山を巻き込むように登って行く。下草が少ないので藪漕ぎは無いのだが
足元が滑るのでそれほど早くは進めない。傾斜が無くなった所に出たので「あと5分だ」と言ったら、本当に5分で登山道に出た。風はあるが真夏を思わせる日差しの中、満水の奥多摩湖めがけて下って行く。登って来る山ガールもいるが今日は沢登り日よりでしょ。
とちょっと気の毒。奥多摩湖の堰堤はすごい照り返しでバスを待つ間、ジュース飲んでアイス食べて水分補給に努める。満員のバスに揺られて奥多摩に着くとキャンプ場の駐車場に停めてあった野沢車で昨日も入った玉翠荘の風呂に直行。道路も渋滞して無いようなので全員車で新宿駅まで行き、来週は穂高の岩稜だねと再会を約して解散した。
この週も休まず登ったので、北穂東稜は田沼さん・小泉さんは余裕を持って登れたのではないだろうか。今シーズンの沢登りはこれでお仕舞だが来シーズンはもう一段上の沢に
挑んで貰いたいものだ。もちろん後輩を簡単な沢に連れて行くのも実力の涵養には必要不可欠な事である。来シーズンの飛躍を期待します。(野沢)
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